今、天地の開ける音を聞いて、目を覚ませ。

理3・金光教祖御理解・1

この言葉は、冬の眠りから目覚める自然の姿を感じ取り、自分自身も新たな気持ちで生きていこうと呼びかけているように思えます。冬の間じっと春を待っていた草木や生き物たちが、太陽の光を浴びて勢いよく芽吹き、動き出す様子を「天地の開ける音」と表現しているのでしょう。

私たち人間も、自然界のリズムに合わせて心を開いていくことが大切です。春の訪れを感じ、冬の間に溜まったマイナスのエネルギーを払拭し、新しいことにチャレンジする勇気を持つ。そんな生き方ができたら素晴らしいですね。

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  1. ここへ参っても、神の言うとおりにする者は少ない。みな、帰ってから自分のよいようにするので、おかげはなし。神の言うことは道に落としてしまい、わが勝手にして、神を恨むような者がある。神の一言は千両の金にもかえられぬ。ありがたく受けて帰れば、みやげは舟にも車にも積めぬほどの神徳がある。心の内を改めることが第一なり。神に一心とは迷いのないことぞ。

  2. 此方は参ってたずねる所がなかった。氏子はおかげを受けて遠路のところを参って来るが、信心して徳を受けて、身しのぎをするようになれ。

  3. 信心せよ。信心とは、わが心が神に向かうのを信心というのじゃ。神徳の中におっても、氏子に信なければおかげはなし。カンテラに油いっぱいあっても、芯がなければ火がともらず。火がともらねば夜は闇なり。信心なければ世界が闇なり。

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  1. 今、天地の開ける音を聞いて、目を覚ませ。

  2. 先の世までも持ってゆかれ、子孫までも残るものは神…

  3. 天地金乃神と申すことは、天地の間に氏子おっておか…

  4. 此方金光大神あって、天地金乃神のおかげを受けられ…

  5. これまで、神がものを言うて聞かせることはあるまい…

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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