天地金乃神は昔からある神ぞ。途中からできた神でなし。天地ははやることなし。はやることなければ終わりもなし。天地日月の心になること肝要なり。信心はせんでもおかげはやってある。

理3・金光教祖御理解・7

天地金乃神:現代社会を生き抜くためのリアルな精神

現代語訳:

天地金乃神は、昔からずっと存在する神様なんだ。誰かが作り出した神様じゃなくてね。天地は永遠に動き続けていて、始まりも終わりもないんだよ。だから、私たちも天地日月の心を持つことが大切なんだ。信心しなくても、神様は私たちに恵みを与えてくれるんだよ。

解説:

現代社会を生きる我々は、仕事や人間関係、将来への不安など、様々なストレスを抱えています。そんな中で、神様や宗教に頼りたいと思う人も少なくありません。

金光教の教えである「天地金乃神」は、現代社会を生き抜くためのリアルな精神指針を与えてくれます。

1. 常に存在する普遍的な精神

天地金乃神は、誰かが作り出したものではなく、昔からずっと存在する普遍的な精神です。特定の宗教や思想に縛られることなく、誰もがアクセスできる精神なのです。

2. 永遠に続く生命力

天地は永遠に動き続けており、始まりも終わりもありません。私たちも、天地のように絶えず成長し続ける生命力を持つことが大切です。

3. 日々の生活に活かせる実践的な教え

天地日月の心を持つとは、自然の摂理に倣い、誠実に生きることです。特別な儀式や修行ではなく、日々の生活の中で実践できる教えです。

4. 見返りを求めない感謝の気持ち

信心しなくても、神様は私たちに恵みを与えてくれます。神様への信仰は、見返りを求めるものではなく、感謝の気持ちを表現するものです。

高齢者と現役労働者世代の違い:

高齢者は、人生経験豊富で、神様に対する信仰心が強い傾向があります。そのため、天地金乃神のような伝統的な精神に共感しやすいと考えられます。一方、現役労働者世代は、日々忙しく、神様や宗教への関心が薄い人も少なくありません。しかし、現代社会のストレスに直面する中で、心の拠り所を求める人が増えています。天地金乃神のような、分かりやすく実践的な精神は、現役労働者世代にとって新たな心の支えとなるでしょう。

天地金乃神がおすすめな人:

  • 現代社会のストレスに疲れている
  • 精神的な支えを求めている
  • 日々の生活の中で実践できる教えを求めている
  • 神様や宗教に興味があるが、伝統的な宗教には抵抗がある
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  1. 信心すれば、目に見えるおかげより目に見えぬおかげが多い。知ったおかげより知らぬおかげが多いぞ。後で考えて、あれもおかげであった、これもおかげであったということがわかるようになる。そうなれば本当の信者じゃ。

  2. 一年に分限者になるような心になるな。先は長いぞ。一文二文とためたのは、みてる(尽きる)ことはないが、一時に伸ばしたのはみてやすい。神信心をすれば、我慢我欲はできぬぞ。ぬれ手で粟のつかみ取りの気を持つな。人より一年遅れて分限者になる気でおれ。

  3. 神の機感にかのうた氏子が少ない。身代と人間と達者とがそろうて三代続いたら家柄人筋となって、これが神の機感にかのうたのじゃ。神の機感にかなわぬと、身代もあり、力もあるが、まめにない。まめで賢うても身代をみたす(尽くす)ことがあり、また大切な者が死んで、身代を残して子孫をきらしてしまう。神のおかげを知らぬから、互い違いになってくる。信心して神の大恩を知れば、無事達者で子孫も続き身代もでき、一年まさり代まさりのおかげを受けることができるぞ。

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  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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