此方が天地金乃神よりおかげを受けておることを話にして聞かすのぞ。疑うて聞かぬ者は是非におよばず。かわいいものじゃ。また時を待っておかげを受けるがよし。めいめいに子を持って合点せよ。親の言うことを聞かぬ子が一番つまらぬ。言うことを聞かぬ子は、親もしかたがあるまいが。

理3・金光教祖御理解・20

この文章は、親の教えや祖先から受け継がれる知恵の重要性を強調しています。現代社会においても、この教訓は大きな意味を持ちます。技術の進歩や情報の氾濫により、若い世代は独自の価値観や知識を持ちやすくなりましたが、それでも親や祖先からの教えには、時間を超えた智慧や生きるための指針が含まれています。親の言葉を聞かずに自己中心的に行動することは、短期的には自由や独立を感じさせるかもしれませんが、長期的には人生の豊かさや深みを見失う原因にもなり得ます。この文章は、親子間のコミュニケーションの大切さや、過去の世代から学ぶべき教訓の価値を再認識させるものです。現代社会においても、互いの理解と尊重を基にした親子関係の構築が、より良い社会を築くための鍵となるでしょう。

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  1. 徳のないうちは心配する。神徳を受ければ心配はない。

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  3. ここへは信心のけいこをしに来るのである。よくけいこをして帰れ。夜夜中、どういうことがないとも限らぬ。おかげはわがうちで受けよ。子供がある者や日傭取りは出て来るわけにはゆかぬ。病人があったりすれば、捨てておいて参って来ることはできぬ。まめな時ここへ参って信心のけいこをしておけ。

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  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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